大文字と火炎放射続き

昨日の記事の続きです。



データを基に比較して、違いが顕著な点を挙げると


大文字…威力が高く、命中率がやや低い。PPに不安が残る。
火炎放射…威力が低く、命中率とPPが高い。


PPが切れるまで技を使うことは少ないと思うので
威力と命中率に絞って、具体的にどう違いが出るのか考えていきます。



威力が高いことの主なメリットは2つ。
努力値に余裕が生じることと、ダメージを伸ばせることです。


あるダメージを出すために必要な特攻の値は、当然大文字の方が小さいです。
つまり、特攻に割く分の努力値を他に回すことで
タイマンや後出しで勝てる範囲を広げることができます。


また、より高いダメージを出せれば、自分の攻撃+味方の攻撃で倒せる範囲を広げたり
倒すために必要な攻撃回数を減らし、自分が受ける被害を抑えたりできます。



一方、命中率が高いことで差が生じるのは勝率です。


例えば、自分の攻撃が相手に対して確定2発で
相手の攻撃も自分に対して確定2発
素早さは自分の方が速いとします。
また、急所は考慮しますが、効果が不確定な火傷は考慮しません。


ここで大文字を使った場合と火炎放射を使った場合を比べると
火炎放射の方が勝率は高いです。(73.9%<94.1%)


この勝率の差は、確定数が増えるに従い大きくなります。


威力も考慮して、先の例の大文字を乱数1発で倒せる(命中した場合5割で倒せる)として
計算しても、やはり火炎放射の勝率が高いです。(83.3%<94.1%)



まとめは明日の記事に。